こんにちは。世界を股にかけて華々しく活躍する弁護士にしてジョージ・クルーニーの妻でもあります、アマル・クルーニー、別名「全てを手に入れた女」です。
なんか知らんが、「ニオムラさんて、自炊とかしてるの?」とよく聞かれます。
いかにも自炊してそうな人に対して、通常こういう質問はしない。
ということは……ワタクシが「いかにも自炊してなさそうな人」に見えるということでしょうか。
失敬な!!!ワタクシだって、自炊くらいするのであります!!!
一昨日だって無印のカレーを湯せんであっためてご飯にかけましたし、昨日だって冷凍のパスタをチンして器に盛りつけ、それだけだとちょっと見た目が寂しかったので、パセリの粉末を散らしてみました!
…………ん?
ワタクシ、何か変なこと言ってますかな??
自炊って、おうちでご飯食べることでしょ?(・∀・)
…………
誰か…………
助けてください!!!!!!
以上、「世界の中心で女子力のなさを叫ぶ」でした。
ちなみに、昨日、チンしてパセリをふりかけたパスタを食べながら、なぜか2016年のM-1グランプリを観てたのですな。
最近M-1グランプリ後のお笑い芸人さんの失言が世間を騒がせてますが、実はワタクシ、スーパーマラドーナが好きだったのですな。2016年、2017年のM-1でも、一番笑ったのはスーパーマラドーナのネタだったのでした。特に2016年決勝での時代劇のネタは、何度観てゲラゲラ笑ったことか……ヘタレキャラの田中くんも大好き。
人間だもの、そりゃ失敗だってあるさ。今回は確かにちとマズかったかもしらんが、一度失敗して世間から抹殺されてるなら、ワタクシなんて、とっくに抹殺されてますぜ?ま、ワタクシみたいな一市民と、テレビに出てる芸能人では、世間に与える影響が全く違う訳ですが、ただ、またいつか、彼らが元気で活躍する姿を見たいなあと思うのであります。
そういや、「自炊してるの?」以外によく訊かれるのが、「小っちゃい子供って嫌いでしょ?」。
これまた失敬な……そんなにワタクシは小サキ者への愛情が欠落した人間に見えるというのでしょうか。
白状しますと、確かに昔は赤ちゃんとかちっちゃな子供が苦手でした。でも、30歳を超えたあたりからでしょうか、不思議と苦手じゃなくなって、本心から可愛いなと思うようになっていったのであります。何なんですかね、これ。ちっこいのがパパとかママの手にひかれてえっちらおっちら歩いてるのを見ると、ついつい頬が緩んでしまう。
親友の子供がまだ小さいのですが、最近ワタクシのことを「ゆっこちゃん」と認識してくれるようになり、非常に嬉しいのであります(『ゆっこおばちゃん』と意地でも呼ばせないあたりに、親友の愛を感じますな)。
こないだも、そのちっこいボウズが、「ニオムラの……ゆっこちゃんに……会いた~~~い!!!」と絶叫している動画を親が送ってくれて(親が無理やり言わせたと思われる)、もう、頬が緩みっぱなしで、ニヤニヤしながら何度も観てしまいました。なんだよ……クソ可愛いじゃねぇか、チキショウ!!!
でも、ワタクシはたまに会ったときに無責任に可愛がっていれば良いが、親はそういう訳にはいかない。可愛いばっかりじゃ済まないでしょう。毎日苦労の連続なんだろうなと思うのであります。だから子供のいないワタクシは、子育てをしている人を無条件でリスペクトしているのであります。
お客様の中にも、絶賛子育て中という方はたくさんいらっしゃる。お客様の会社を税理士として支えていくことで、間接的にお客様の生活とか子供さんを守っていけたらいいなと。自分としては、そういうかたちで社会に貢献していけたらいいなと、日々思っているのであります。
この度、来年度の税制改正大綱が発表されました。消費税増税による景気対策としての自動車関連の減税だとか、住宅ローン減税の延長だとか、その辺が今回の目玉なのでしょうが、ワタクシが個人的に注目したのが、「未婚のひとり親への税制支援として個人住民税を軽減する」ことであります。
配偶者と死別または離婚した場合で所得が一定以下だったりすると、所得税及び住民税で「寡婦(寡夫)控除」が受けられる制度は元からあったのですが、それを未婚のひとり親にも拡大しようという話が前からあった訳です。今回、個人住民税に限っては、未婚・ひとり親でも一定の条件に該当する人は住民税を軽減することに決まったのですが、所得税については変更なし、かわりに若干手当を支給するということで何とか調整したと。「伝統的な家族観を揺るがす」だかなんだかっていう意見が根強く、このようなかたちで折り合ったらしいのですが、
まだそんなこと言ってんのか???
以前、とある議員さんのLGBTに関する寄稿騒ぎのときも思いましたが、いろんな家族のかたちがあって良いんじゃないの?とワタクシは思うのです。
現在自分の周りに未婚ひとり親で子育てしてる人はいませんが、これからはそういう人だって増えてくるでしょう。ワタクシが心から愛する米国発大ヒットドラマ「SATC」(自主規制中)でも、主人公の親友で弁護士のミランダがシングルのまま子供を産んで子育てしていくというエピソードがあった(最終的には子供の父親と結婚しましたが)。ミランダは経済力があるからそういう選択もできるんでしょと当時は思ったが、女性が今後どんどん経済力を増していけば、そういう選択をする人だって増えてくるのではないか。
かのおフランスでは、「同棲以上、婚姻未満」の関係(PACSというらしい)が公的に認められているらしく、一定の保障もあるらしいから、そっちの選択をする人も多いらしいですぜ。
既婚でも「バツ1」でも未婚でも、子供を育てているという事実に変わりはない訳です。だったら未婚であっても、同じように支援していこうよと、ワタクシは思っちゃうのであります。
先週に引き続き、日本の伝統的な価値観に反旗をひるがえすようなことを書いてしまいましたが、でも、「古き良き」ものを守っていくのも大事だけど、時代の流れに即して新しいものを取り入れていくのも大事なんでしょうな。
ちなみに、「税制改正大綱」、PDFで公開されてるのを出力すると、すごい枚数になっちゃうのであります((((; ゚Д゚)))))
これを今年も読むのか!?読まない訳にはいかんだろうな……頑張って年末までに、読んどきたいと思います。
ブルブル((((; ゚Д゚)))))