にお柱、感謝のご挨拶と来年への抱負を語る

こんにちは。泣く子も黙る鬼殺隊「にお柱」こと税理士のニオムラです。

いや~、月日が経つのは早いもんで、前回のブログを書いたのが大正時代だったはずなのに、気付いたら今は令和2年12月ですと!?年号がァ!!年号が変わっているゥ~!!!

いやいや、あまりにも吃驚(びっくり)したもので……大変失礼いたしました。
皆さま、お元気だったでしょうか?
ワタクシは、おかげさまでなかなかに充実した日々を送っておりました。

おうち時間を充実させようと、お客様にお願いして自宅のブラインドと照明の工事をやってもらったところ、我が家のリビングがまるでバーみたいなめちゃくそカッコイイお部屋に変身し、そのオサレ空間で、今まで通りジャージを着てスマホゲームに興じるという、合成写真のようなおうち時間を日々愉しんだり、

人様よりワンテンポ遅れて「鬼滅の刃」を読んだ結果、にわかファンの急先鋒へと変貌を遂げ、事務所内でも毎日鬼滅鬼滅と騒いだ挙句、鬼滅を読んでないともちんに「ともちんの今日の髪型、何だか日の呼吸の剣士に似てますね」と、どうリアクションをとればよいのか分からないキメハラ発言をぶっ放してともちんを激しく困らせたり、、

学生さんにお仕事の魅力をお伝えするオンライン座談会にパネラーとして奮って参戦したは良いが、事務所の通信環境が思った以上にヘボすぎて、座談会開始早々ワタクシ一人が画面からしばし消えるという、万死に値する大失態をやらかしたり(関係者の皆様、その節は本当に申し訳ございませんでした!!!)、、、

そんな日々を送ってました。
あ~~、充実してんな~(・∀・)どこがや!!!

ん?肝心の本業のほうはどうなんだって?
あ、本業のほうも、まぁ、細々と……
細々とかい!!!

細々とですが、気付いたらなにげに事務所開設から丸3年が経過してました。
突然真面目な話になりますが、自分で事業をやるってことは、当然色んなことを自分で決めなきゃいけない訳ですよね。

お客様の会計処理とか税務判断はもちろんのこと、一応事務所を運営している立場でもあるので、事務所のことをあれこれ決めていかなきゃいけない。
まずどこに事務所を開設する?どこの会社のシステム入れる?顧問料の設定どうする?ってところから始まって、事業が継続して細々とでもお仕事が増えてくれば、お仕事の割り振りとか、事務所の今後の方向性とか、考えなきゃいけないこと、下さなければいけない判断事項も当然増えてくる訳であります。

別に事務所の運営に限った話じゃないですけどね。日常生活においても、今日の夕飯どうする?とか、この服可愛いから若干予算オーバーだけど買っちゃう?みたいなライトな選択もあれば、隣の家の騒音が酷いから通報するか?とか、おばあちゃんを施設に入れるか?みたいな割とディープな選択もある。人生は選択の連続であります。

でも、ときには、あまりにも考えなきゃいけないこと、判断を下さなきゃいけないことが多すぎて、あ゛~~~~~!!!ってなること、ありませんか?
あ~、なんかもうめんどくせぇな~、むしろ誰か私のかわりに決めてくれないかな~って気分になること……ありませんか?

ワタクシはあります。キリッ!

キリッじゃねぇ!!!!弱小とは言え一事務所を運営する者としてあるまじき発言だというのは重々承知の助なのですが、でも実際あるんだもん、すんません。

自分で決めるのは、ときとしてしんどいことです。なぜならば、決めた自分がその結果の責任を負わなければならないからであります。
だから、ものごとの決定を人様に委ねるのは、ある意味楽なのであります。なぜなら、その決定に対して自分がその責任を負わなくて良い訳ですからな。

でも……それでも、自分で決めるってことは、自分で決められるってことは、幸せなことでもあるのです。
だって、古代の奴隷とかは、多分自分で決める権利とか一切ないまま、ただただ働かされて一生終えてたんだよ?話がいきなりでかくなったなオイ。昔は生まれた場所と環境で、その後の人生のコースがほぼほぼ決まるってのが普通でした。
でも現代に生まれたワタクシ達は、そうではありません。自分が住みたい場所に住んで、好きな人と結婚して、自分がやりたい仕事をして、好きなように生きていくことができるのであります。

でも、それだけの自由が与えられるということは、裏を返せば自分の生き方には自分で責任をとらなければならないということであります。昔みたいに「村の掟」とか「階級制度」とか「戦乱」のせいにすることはできないのであります。

なぜ現代社会が生きづらい社会と言われてるかというと、あまりにも色んなことが自由すぎるっていうのも、きっとあるのでしょう。自由に選択できるということは、その選択の責任は自分でとらなくちゃあかん。自由には、責任が伴うのであります。だからワタクシ達現代人はときに、自由という名の広大な海を目の前にして、途方に暮れてしまうのであります。

僕らはいつから しんどいと感じるようになってしまったのだろう
自分で決めるということは 自分で決められるということは 本当はすごく幸せなことのはずなのに
(青い空をバックに、一羽の鳥が飛んでいく情景……青春漫画のモノローグをイメージしてくださいな)

自分で決めるということは、ときにめんどくさくてしんどいことなのでありますが、それでも自分の人生を切り拓いていけるのは自分しかいないのですから、判断を下すのも自分しかできないことなのであります。自分で事業をやっていれば、なおさらですな。
そして、自分で決められるということは、すごく幸せなことでもあるというのを、忘れちゃいけないのであります。

ワタクシは、事務所に「継子(つぐこ)」を入れることに決めました。
ワタクシにとっては、すごく大きな決断であります。

って人様にお話しすると、「へ~っ、事務所儲かってるんだね!!」と言われるのですが、全然儲かってないですから~~!!残念!!!

全然儲かっていないこのタイミングで増員するのは、もちろん事務所の今後を見据えての成長戦略であり、投資です。成長戦略のための人材投資なんて当たり前のこと。理論じゃ分かっているが、ドラクエで洞窟に向かうときは必ず申し分のない程度までレベル上げをして、近隣の町で手に入るほぼ最強の武器防具を揃えてから向かうという超堅実プレイスタイルのワタクシにとっては、増員は大きな挑戦であります。

そんなワタクシなので、もちろん不安だって大いにあります。増員したは良いけどお客様がパッタリと来なくなったら?と思うと、ドキドキして心臓が口からまろびでそうになります。

でも、これは自分の選択なのでありますから、自分で責任をとらなければいけない。
決めたからには、しっかり覚悟を持ってやってかなきゃいけないのであります。この先どうなるかは分からないけれど、新人さんがいつか、ニオムラ事務所に来て良かったと思ってくれたら良いな。

思えば、これまでの人生、ワタクシは誰かから与えられるばっかりでした。
教えてもらったり、支えてもらったり、愚痴をきいてもらったり、紹介してもらったり、ご馳走してもらったり。
そろそろ自分も、恩返しをしていかなきゃいけないなと思うのであります。今度は自分が還元していく番。綺麗ごとに聞こえるかもしれませんが、本当にそう思っています。そういう思いもあって、今回増員に踏み切った訳であります。

ただもちろん、一番大事にしないといけないのは既存のお客様であります。事務所の体制が少し変わるからと言って、既存のお客様へのサービスを低下させる訳にはいかないッ!事務所のサービスを保ったまま、新人さんにお仕事を少しずつ覚えてもらいながら、営業活動をして、税理士会の会務もやりつつ、さらにこれから繁忙期……ワタクシもますます精進していかねばならん……

腹が減るぜ!!(腕が鳴るぜだろォ~~ッ!!)

という訳で、少し早いですが、今年も大変お世話になりました。どうもありがとうございました。
まだまだコロナで大変な思いをされている事業者さんもたくさんおられます。激動の一年でしたが、来年は少しでも明るい兆しが見えると良いな。引き続き誠心誠意お客様をサポートしていきたいと思いますので、来年もニオムラ事務所をどうぞよろしくお願いいたします。

 

 

 

さ~て、ここで令和こそこそ噂話!
にお柱は、疲労がMAXになると、おうちでぬいぐるみ達とお話してるらしいよ。

次回、第25話 「継子 カナヲ」!
お楽しみに~~!!